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奇妙な記録

どんな世界へ行けても、帰る場所を選べないなら――SCP-507と終わらない異世界旅行

「異世界へ行ける」と聞けば、そこには冒険の匂いがする。見たことのない文明、違う歴史を歩んだ地球、人類とは別の生物が暮らす世界。帰りたいときに帰れるなら、それは究極の旅行と言ってもいい。だが、行き先も出発時刻も帰還時刻も、自分では一切決められ...
奇妙な記録

誰にも気づかれない自由は、いつ孤独に変わるのか――SCP-268と忘れられる帽子

誰にも気づかれずに歩けたら、何をするだろう。人混みを気にせず移動できる。入りづらい場所にも入れる。誰からも話しかけられず、一人になりたいときには完全に一人でいられる。そんな力を一度くらい欲しいと思ったことがある人もいるかもしれない。しかし、...
奇妙な記録

「可愛い」だけで、なぜ私たちは信用してしまうのか――SCP-1048と最悪のテディベア

危険なものには、危険そうな姿をしていてほしい。鋭い牙がある。異様な音を出す。近づけば本能的に逃げたくなる。そうであれば、私たちは最初から警戒できる。では、小さなテディベアだったらどうだろう。足元へ駆け寄って抱きつき、楽しそうに踊り、ときには...
怪異記録

巨頭オ――その村には、もう誰もいなかった

怪異記録概要もう一度行きたくなった村その村には、もう誰もいなかった巨頭オなぜこの怪談は有名になったのか本当に怖いのは何だったのかまとめ出典作品名:巨頭オ初出:2006年 2ちゃんねる オカルト板「死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?」...
怪異記録

ヒサルキ――なぜ子供たちはそれを知っていたのか

怪異記録概要柵に刺された動物たちヒサルキだよ描かれた絵ヒサルキは何だったのかその後語られたヒサルキまとめ出典作品名:ヒサルキ初出:2ちゃんねる オカルト板「洒落にならないほど怖い話を集めてみない?」投稿作品ライセンス本記事はインターネット上...
怪異記録

コトリバコ――人が作った最悪の呪い

怪異記録概要納屋で見つかった箱コトリバコの正体なぜ作られたのかチッポウ誰も終わらせなかったコトリバコは何を呪ったのかまとめ出典作品名:コトリバコ初出:2ちゃんねる オカルト板「洒落にならないほど怖い話を集めてみない?」投稿作品ライセンス本記...
奇妙な記録

町全体が忘れたなら、その人は存在しなかったことになるのか――SCP-3935と「10人目」

人が一人、いなくなる。家族が探す。友人が覚えている。学校には名前が残っている。写真もある。記録もある。だから、その人が存在したことまで消えるわけではない。では。町そのものが。「その出来事について触れない」という選択をしたらどうなるだろう。話...
奇妙な記録

死んだ世界から「帰ってくる」ことが、一番危険だった――SCP-2935とすべてが死んだ地球

世界の終わりと聞けば、巨大な爆発や隕石、戦争、感染症のような光景を想像する。しかしSCP-2935の向こう側には、そのどれもない。道路は残り、家も残り、テレビも動く。財団の施設さえ、そのまま存在している。ただし、人間はいない。動物もいない。...
奇妙な記録

人類を「復元」したとき、それは同じ人類なのか――SCP-2000と世界のバックアップ

一台のスマートフォンが壊れたとする。新しい端末を用意する。保存していたバックアップを読み込む。写真が戻る。連絡先が戻る。アプリも、設定も、以前とほとんど同じ状態になる。私たちはそれを「復元した」と呼ぶ。では、同じことを人間にしたらどうなるだ...
奇妙な記録

記憶をすべて失っても、あなたは「あなた」なのか――SCP-3000と人間を消していく海蛇

自分が自分であることを、何によって証明できるだろう。名前。家族。仕事。好きだったもの。子どもの頃の出来事。昨日まで積み重ねてきた無数の記憶。私たちは、それらをひとまとめにして「自分」と呼んでいる。では、その記憶が少しずつ失われたらどうなるの...