司書の記録

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司書の記録 No.005 閉館後

閉館後の防犯記録に、毎晩同じ時刻、司書によく似た人物が映っていた。その時間、司書はすでに帰宅している。昨夜の映像だけ、その人物はカメラの前で立ち止まった。
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司書の記録 No.004 欠番

資料点検中、司書は存在しない管理番号「0417」に気づいた。欠番として処理した翌朝、その場所には一冊の資料が収まっていた。台帳に存在しない、未来の日付を持つ記録だった。
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司書の記録 No.003 閲覧記録

閉館後、その日の閲覧記録を整理していると、利用者数と記録の数が合わないことに気づいた。空欄だった十八人目の記録に残されていたのは、立入禁止の「司書室」という文字だった。
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司書の記録 No.002 空いていない席

閉館前の閲覧室。利用者はすでに全員退出していた。しかし、一席だけ椅子が引かれ、机の上には一冊の資料が残されていた。司書が記録した、深夜資料室での小さな異常。
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司書の記録 No.001返却された本

【司書の記録 No.001】本日、一冊の本が返却された。貸出日は1983年6月17日。利用者名は空欄。住所も記録されていない。不思議なことではない。この資料室では時々あることだ。ただ一つ気になる点があった。返却印だけが新しい。まるで今日押さ...